こんにちは。ガジェットブロガーのFeels(@Feels37)です。
この記事では、
- 持ち運びやすい充電器が欲しい!
- Type-C充電器って何が良いの?
- Type-C充電器のおすすめや、選ぶときの注意点は?
という声に応えながら、ノートPCも充電できる高出力Type-C充電器について解説していきます!
Type-C充電器と純正充電器の比較
Type-C充電器を使うメリットは、何と言ってもコンパクトさです。
ごちゃごちゃとしたACアダプターを持ち歩かなくても、コンパクトな充電器とUSBケーブルさえ持って行けば、カフェ等で充電ができるのです!
まずは、下の比較画像をご覧ください。
比較画像
Surfaceの純正充電器では、こんなにごちゃごちゃしていたデスクが・・・

Type-C充電器を使えば、ケーブルが1本になりすっきりしました!
適した長さのケーブルを使うことによって、コードが散らばるのを抑えられるのも良い点です。

このように、Type-C充電器を使えば、バッグの中やデスクの上をスッキリさせることができます。
Type-C充電器のほうが重量も小さく、持ち運びの際に体への負担が少なくなるというメリットもあります。
画像のType-C充電器 (PowerPod III Pod 65W) |
約121g |
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Surface Pro 7 純正充電器 |
約250g(ケーブル抜き) |
▲ケーブルを含めた重量はこんな感じ。
「PowerPod III Pod 65W」はSurface Pro 7と同じ65W出力を持ちながら、重量は半分なのです!
ノートPC用Type-C充電器の選び方
60W以上のものを
ノートPCの電力消費はスマホよりも圧倒的に多く、18Wや20Wではまず足りず、30Wでも正直足りません※。
せめて45W以上、できれば60W以上の充電器を使いましょう。そうでないと、充電に非常に時間がかかります。
また、充電しながら使用する際、補給される電力量が消費される電力量に負けてしまわないためにも、60W以上の充電器をおすすめします。
ポート数と大きさについて
ポート(USBの差込口)が多いほうが、同時にたくさんのデバイスを充電できるというメリットがあります。
例えば、ノートPCと同時にスマートフォンを充電したい場合は、ポートが2つ以上付いたType-C充電器がおすすめです。
しかし、ポート数が多いType-C充電器は、サイズが大きくなる傾向にあります。
持ち運びやすさを重視するなら、USB-Cポートのみの充電器を選んだほうが良いということになります。
製品保証をチェックしよう
60W以上のType-C充電器は、比較的発熱が目立ち、壊れやすいガジェットといえます。
そこで、Type-C充電器を選ぶ際は製品保証を必ず確認しましょう。
少なくとも6ヶ月以上、できれば1年以上の保証があり、返品・修理・交換などを無料で行ってもらえる製品を選ぶと良いでしょう。
PPS仕様に注意

「PPS仕様」というものがあり、それとの兼ね合いで充電できない機種が存在するようです。
以下の文章は、MOTTERUの高出力モバイルバッテリーの製品仕様からの引用です。ぜひ参考にしてください。
※最新のPPS仕様に対応させたことから下記モデルで充電できない現象がございます。
HP ENVY x360 / HP Elite x2 1012 G2 / HP EliteBook 830 G7
LG 13Z990 / LG gram
Lenovo IdeaPad Flex 550
NEC VersaPro UltraLite タイプVG <VG-5>
Surface Pro7 / Surface Laptop 4
Thinkpad X1 Carbon 7th(MOTTERU公式サイト https://motteru.co.jp/model/mot-mb20001/ より引用)
当サイト「PRESS:SELECT」は、購入したType-C充電器でお手持ちのノートPCが充電できないといった問題を含め、あらゆる問題に関して一切の責任を負いかねます。ご了承ください。
“PD対応ケーブル”を使おう
実は、Type-C充電器でノートPCを充電する際、「Power Delivery(略してPD)」対応ケーブルでないと高速充電ができません。
この下に、Power Deliveryに対応したケーブルを紹介しておきましたので、ぜひ参考にしてください!
おすすめケーブルを紹介
費用を抑えるなら、こちらのNIMASOのケーブルがおすすめです。60Wまでしか対応していませんのでご注意ください。
60W以上で充電したい場合は、こちらのケーブルがおすすめです。
シリコン素材の、絡みにくいケーブルもあります。100Wまで対応していますので、こちらもおすすめです。
ノートPC用Type-C充電器のおすすめ5選
Anker PowerPort III 65W Pod
- 65W出力でANKER製、なのに安い
- 細長く、スペースに収まりやすい
- 発熱が比較的小さい
安くて使いやすい、高出力Type-C充電器の代表的存在です。
65W充電器の中では発熱がかなり抑えられており、65W給電をしてもほんのり温かくなる程度なのも魅力です。
筆者も実際にこの「Anker PowerPort III 65W Pod」をSurface Pro 7で使用しています。

レビュー記事もありますのでぜひご覧ください!
Anker PowerPort III 2-Port 65W
- USB-Cポートが2つある
- 上で紹介した「PowerPort III 65W Pod」とサイズはほぼ一緒
- 充電器で有名なANKER製
Anker充電器の最新モデルです。USB-Cポートが2つ付いており、2つの機器を同時に充電できます。
最大65WでPCを充電することもできますし、同時にスマホを充電することもできます。(この際はPC側は最大45Wです。)
ノートPC用モバイルバッテリーとの相性も非常に良く、おすすめです。(以下の記事を参考にしてください)
RAVPOWER PC133
- USB-Aポートも付いている
- このジャンルで有名なRAVPOWER製
USB-Aポートがある高出力充電器の中では、最もおすすめしている充電器です。
窒化ガリウム(GaN)採用によりコンパクトなだけでなく、USB-CとUSB-Aポートの電力配分が絶妙なのも良い点です。
▲「PC133」の電力配分。同時利用でも60Wを確保してくれるのがポイント
残念ながら、現在RAVPOWERの公式ショップがAmazonから締め出されており、Amazonで買うのはおすすめできません。
楽天市場なら、公式ショップから送料無料で入手できますので、ご購入の際は楽天をおすすめします。
《注目!》Baseus PowerCombo
- USB-C×2、USB-A×2、ACコンセント×2という、新世代の電源タップ
- 合計で最大1250W出力というパワフルさ
- ぎりぎり手のひらサイズで非常にコンパクト
- 450gなので、持ち運びには向かないかも
左上のUSB-Cポートが最低45W、最大60W出力で、MacbookやSurfaceなどのノートPCも高速で充電できます。
USB-AだけでなくACコンセントもあるので、まさに「新世代の電源タップ」と言える製品です。
450gと少し重いので、持ち運びには向きませんが、オフィス内での持ち運び等であれば十分現実的でしょう。
家で使うのももちろんおすすめですが、オフィスなどであれば、これ1つで大量の機器を充電できるので更におすすめです!
《100W出力》Hyppr 100W PD急速充電器
- 最大100W出力
- 頻繁にセールやクーポン配布をしている
最大で100W出力ができる超高速充電器です。
100W出力は非常に強力で、Surface bookやMacbook Proなど、電力消費の激しいノートPCも純正充電器とほぼ同じ速度で充電できます。
現状では100WクラスのType-C充電器はほとんどなく、当サイトではこれを100Wクラスで最推しとしています。
モバイルバッテリーもおすすめ!
Type-C充電は、これまで紹介した「コンセント直差し充電器」だけでなく、モバイルバッテリーでも可能です。
パソコン用モバイルバッテリーは、大体350~450gの重さで、ノートPCを1回半ほど充電できます。
- 出先でノートパソコンを長時間使用する方
- 講義を連続で受ける大学生
- ここぞという場面でバッテリー切れを避けたい営業職の方
などにおすすめです。
おすすめのモバイルバッテリーは、以下の2つです。
パソコン用モバイルバッテリーについては、別の記事で詳しく解説しています!
まとめ
- ノートPCの充電には、60W以上の充電器がおすすめ
- Type-C充電器は、純正の充電器よりもずっとコンパクト!
- 製品保証やPPS仕様に注意しよう