モバイルバッテリー

【2023年9月】ノートPC用モバイルバッテリーのおすすめ5選

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こんにちは。ガジェットブロガーのFeels(@Feels37)です。

この記事では、

  • 自分のノートPCって、モバイルバッテリーで充電できるのかな?
  • ノートPC用モバイルバッテリーってどんな感じなの?
  • ノートPCに使えるモバイルバッテリーのおすすめモデルは?

という声に応えていきます!

2023年9月にモバイルバッテリーを選考し直しました!

ノートPC用モバイルバッテリーのメリット

作業時間が2倍以上に!

筆者はRP-PB201というノートPC用モバイルバッテリーを使っています。

これを使うと、実質のバッテリー駆動時間が2倍以上に増え、電池切れの心配がなくなります。

  • 授業などで、ノートPCを1日6時間以上使う大学生
  • コンセントの無いところでも長く作業したいノマドワーカー
  • 万一のための保険としてモバイルバッテリーを利用したい会社員

といった方々に、ノートPC用モバイルバッテリーは特におすすめです。

意外とコンパクト

モバイルバッテリーを持ち歩くのは面倒、と思われる方も多いでしょう。

しかし、ノートPC用モバイルバッテリーは意外とサイズが小さく、高速充電器と一緒に持ち歩いても苦になりません。

▲クレジットカードと比べると、これくらいのサイズ感。

重量も、上の画像に写っている3点で合計500gと、それほど負担なく持ち運べます。

ノートPC用のモバイルバッテリーを買う前に

USB-C給電が可能なPCか?

最近では、ほぼ全てのノートPCに搭載されているUSB-Cポート。

このUSB-Cポートは、フラッシュメモリや他の機器とのデータ移行だけでなく、充電にも使えます。

ほとんどのモバイルバッテリーは、このUSB-Cポートを用いてノートPCに給電します。ですから、お使いのノートPCのUSB-Cポートが充電に使えるかどうかがポイントとなります。

▲Surface Pro 7のUSB-Cポート。その下にあるのがUSB-Aポートだが、こちらは給電には使えない

まずは、自分の持っているPCがUSB-C給電可能かどうか調べてから、モバイルバッテリーを選ぶようにしましょう。

ホームページや説明書にUSB PD対応」と書いてあれば、USB-C給電可能です。逆に「USB PD非対応」とあれば、USB-C給電不可能です。

ちなみに、SurfaceとMacbookは、どのモデルも(USB-Cポートがあれば)USB-C給電可能です。SurfaceのUSB-C給電については以下の記事で詳しく解説しています。

重量・サイズは大丈夫か?

ノートPCをしっかり充電するためには60W出力が可能なモバイルバッテリーが必要です。

そのような高性能モバイルバッテリーは、どうしても大きく・重くなってしまいます。かなり小さめに見積もっても16×6×2cmほどのサイズがあり、重量は300gを超えます。

「お気に入りのバッグインバッグに入らない!」「毎日持ち運ぶのは肩への負担が心配・・・」という方には、ノートPC用モバイルバッテリーは残念ながら向いていません。

しかし、「筆箱と同じくらいのサイズ・重量で、自分のノートPCのバッテリーが2~3倍になる」のはとても魅力的です。

予算は足りているか?

ノートPCは、スマートフォンと比べて消費電力、バッテリー容量が大きく、その分高級なモバイルバッテリーが必要となります。

スマートフォン用のモバイルバッテリーであれば、3000円程度で良いものが買えますが、ノートPC用だと5000円~12000円程度必要になります。

予算に無理やり合わせようとして、低出力なモバイルバッテリーを買ってしまうのは良くないので、最低8000円は用意しておきましょう。

高速充電器を買っておこう

ノートPC用モバイルバッテリーを購入するときは、高速充電器を合わせて買うのをおすすめします。

ノートPC用モバイルバッテリーの多くは、30W~60Wの充電器に対応しています。

そこで、30W~60Wの高速充電器を持っていれば、高速でモバイルバッテリーを充電できます!

ノートPC用モバイルバッテリーは容量が大きく、普通の充電器ではフル充電に10~20時間かかります。

おすすめの高速充電器に関しては、下のボタンをクリックすると解説記事を読めます。

高速充電器解説記事へ

また、上の画像に写っている高速充電機は「Anker 65W Pod」です。筆者のお気に入りで、ほぼ毎日使っています。

「ノートPC用」モバイルバッテリーとは?

USB-Cで60W出力ができるもの

ノートPCに電力を供給するためには、最低でも60W以上の出力が必要となります。(Macbook Airなど、30Wでも十分充電できるPCもあります)

純正のACアダプターの出力を確認し、その値以上の出力ができるモバイルバッテリーを購入するのがおすすめです。

▲Surface Pro 7の純正ACアダプター。「65W」とあるが、うち5Wはおまけで、実際は60W。

純正のACアダプターよりも低出力なモバイルバッテリーでも使えなくはないですが、充電スピードが遅くなります。

モバイルバッテリーの出力が低いと、電池切れの状態から復帰するまでに時間がかかる場合がありますので、ご注意ください。

コンセントが付いたものもある

コンセントが付いていて、ACアダプターの電源プラグを挿せるモバイルバッテリーもあります。

ACアダプターをそのまま使えるので、USB-C給電できないノートPCにも給電できるのが魅力です。

しかし持ち物が多くなるので、USB-C給電ができるPCを持っている人は、USB-Cを使って給電するほうが良いでしょう。

20000mAh以上のものが多い

ノートPCのバッテリーは、スマホのバッテリーよりも容量が大きいです。

それを踏まえ、高出力のモバイルバッテリーは容量も大きいことがほとんどで、多くの製品が15000mAhを超えます。

「もっと容量[mAh]は少なくていいから、軽くて小さいのがいいなぁ・・・」と思うかもしれませんが、充電時の電力ロスを考えれば、20000mAhくらいが丁度良いです。

27000mAhを超えると飛行機に持ち込めない

逆に、「超大容量のモバイルバッテリーで、何日も連続で作業したい!」という人もいるでしょう。

しかし、100Wh(=27,027mAh)を超えてしまうと、航空機内に持ち込めなくなるので注意してください。

飛行機での移動を考えていて、できるだけ大容量のモバイルバッテリーを使いたい場合は、27000mAhや26800mAhのものを選びましょう。

ノートPC用モバイルバッテリーのおすすめ5選

ここからは、このブログを運営している筆者おすすめの、ノートPC用モバイルバッテリーを紹介していきます!

毎月いくつか新商品が出ていますが、持ち運びやすくて性能も高く、使いやすいものは少数です。。

cheero「Power Plus 5 Premium」

独自評価
性能
持ち運び
コスパ

性能:

同時で3つの機器を充電でき、3つフル稼働でも60Wを供給できる優れもの。

このモバイルバッテリー自身も、60W充電に対応しており、20000mAhの大容量ながら2時間で充電可能。

持ち運び:

重量は425gで、ノートパソコン用モバイルバッテリーの中では標準的。

サイズはノートパソコン用モバイルバッテリーの中では小さく、持ち運びしやすさはやや高め。

コスパ:

20000mAhでは、間違いなく最高性能のモバイルバッテリー。

それなのに価格が7000円弱で、競合製品と比べて安めなので驚きです。

llano 65W 20000mAh

容量 20,000mAh
出力ポート数 USB-C×1、USB-A×1
機器への充電W数 USB-C: 最大60W
USB-A: 最大18W
合計60W
本体への充電W数 最大60W
本体充電時間 約3時間
サイズ 15.24 x 6.4 x 2.54 cm
重量 360g
価格 5,699円(2023/09/28, Amazon)
独自評価
性能
持ち運び
コスパ

性能:

60Wの出力で、ノートパソコンを純正充電器と変わらないスピードで充電できます。

同時に2台充電可能で、20000mAhあるためノートパソコンを1回充電しても余るくらいの大容量。

このモバイルバッテリー自身は60W充電に対応しており、20000mAhの大容量ながら1時間半程度で充電可能。

持ち運び:

重量は371.7gで、ノートパソコン用モバイルバッテリーの中では最軽量クラス。

サイズも、ノートパソコン用の60Wモバイルバッテリーの中では最小クラスで、非常にコンパクト。

持ち運びの観点では最高の製品で、性能も十分に高いので、筆者イチオシです。

コスパ:

8000円弱と安くはないものの、それに見合った性能と持ち運びやすさが実現されています。

2023年9月時点では、大幅に安くなるクーポンがAmazonで配布されていました。まずは下の「Amazon」から見に行ってみましょう。

Pnvruy モバイルバッテリー ノートパソコン 60W PD

容量 10,000mAh
出力ポート数 USB-C×2
機器への充電W数 最大60W
モバイルバッテリーとして使用時40W
本体への充電W数 最大65W
サイズ 7.5 x 8 x 3.2 cm
重量 約310g
価格 7,399円 (2023/09/28、Amazon)
独自評価
性能
持ち運び
コスパ
CIOは大阪府守口市の会社です。

性能:

コンセントがある場合は充電器として、コンセントが無い時はモバイルバッテリーとして使える1台2役の製品です。

充電器として使用する場合は60W出力が可能で、ほとんどのノートパソコンを充電できます。

モバイルバッテリーとして使う場合は最大出力が40Wなので注意。

持ち運び:

7.5 x 8 x 3.2 cmのサイズで約310gなので、他製品と比べて非常に小さくて軽いです。

充電器とモバイルバッテリーを同時に持ち運ぶよりもかなりコンパクトに済むので、持ち運びには非常に適しています。

コスパ:

他の製品と比べて少し高いですが、高速充電器とノートパソコン用モバイルバッテリーをあわせ買いするよりは安いです。

合わせ買いすると1万円は超えるので、この製品のコスパはかなり良いと思います。

高コスパ「charmast C2032」

容量 23,800mAh
出力ポート数 USB-C×2、USB-A×1
機器への充電W数 USB-C: 最大65W
USB-A: 最大15W
本体への充電W数 最大45W
本体充電時間 約2時間
サイズ 15.67 x 7.4 x 2.5mm
重量 約382g
価格 4,724円(2023/04/19)
※クーポン適用後
独自評価
性能
持ち運び
コスパ

性能:

容量が23,800mAhと少し大きめで、USB-Cが2本挿せるのが高評価ポイントです。

他の性能についても、欠点が特にないため、性能面でかなりおすすめできるモバイルバッテリーです。

持ち運び:

重さが380g程度しかなく、同ジャンルの製品の中ではかなり持ち運びやすいといえます。

一方サイズは標準的ですので、全体評価は星4としました。

コスパ:

この製品は、まだ無名のメーカーが製造しているため、かなり安いです。性能が高く、持ち運びやすいのに5000円を切っていて、超お得です。

コスパと性能を両方追求できる商品と言えるでしょう。

30Wのおすすめモデル「CIO SMARTCOBY Pro 30W」

容量 10,000mAh
出力ポート数 USB-C×1、USB-A×1
機器への充電W数 USB-C: 最大30W
2つのUSB-A: 最大15W
合計30W
本体への充電W数 最大20W
サイズ 7.7 x 5.6 x 2.6 cm
重量 約183g
価格 4,378円(2022/04/16)
独自評価
性能
持ち運び
コスパ

性能:

出力30W、入力20W、容量10,000mAhなので、性能は明らかに低いです。

ただ、30Wでも「バッテリーがほとんど増えないけど、減らない」くらいでノートパソコンを充電できます。

Macbook Airは、純正の充電器が30Wですので、この充電器でも同じ速度で充電できます。

持ち運び:

性能が低い分、持ち運びのしやすさが抜群です。

大きさはクレジットカードほどしかなく、重量はこれまで紹介してきたモバイルバッテリーの半分以下です。

コスパ:

性能を抑えている分、価格は非常に安く、こちらもこれまで紹介してきた製品の半分ほどです。

「満足に充電はできなくてもいいから、バッテリーをちょっと補えて、安くて持ち運びやすいのが良い」という方にピッタリです。

まとめ

  • ノートPCをしっかり充電するなら「60W出力」が重要!
  • ノートPC用モバイルバッテリーは少し大きくて重く、そして高い
  • バッテリー切れを気にせずノートPCが使えるようになる!

PC用モバイルバッテリーがあれば、出張先やカフェ等でもノートPCをフル活用できますので、ぜひ購入を検討してみてください!