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概要(12/17更新)
現在の情報をもとに推測をしてみると、
- RTX4090はRTX3090Tiを圧倒した。一方、VRAM増量やGDDR7の登場が無かったのは残念。
- なんとRTX4080もRTX3090TiにPassmarkで圧勝。
- RTX4080(12GB)はRTX4070Tiとして発売。RTX3090と同等かちょい上?
- RTX4070はRTX3080Tiに勝ちそうだが、価格がネック。
- 1650~3060はこれからも活躍か?
価格推移は下の記事で追っていますので、ぜひご覧ください。

各性能を比較
CUDAコア数
CUDAコア数 | 40シリーズ | 30シリーズ |
XX90Ti | – | 10752 |
XX90 | 16384 | 10496 |
XX80Ti | – | 10240 |
XX80 | 9728(16GB) | 8960(16GB) 8704(12GB) |
XX70Ti | 7680(12GB) | 6144 |
XX70 | 5888? | 5888 |
CUDAコア数はGPUの性能を大きく左右します。RTX4090では16000を超えており、RTX3090や3090Tiから約6000個の大幅増加がなされています。
RTX2080TiのCUDAコアは4352基で、2080Ti→3090のときの増加量とだいたい同じくらいです。今回もその時と同じような性能強化が起こりました。
4080以下のGPUではCUDAコア数の増加量が小さいため、4080と3090が同じくらいの性能では?と予想しましたが、4080が圧倒的に強かったです。
VRAM(ビデオメモリ)容量
VRAM容量 | 40シリーズ | 30シリーズ |
XX90Ti | – | 24GB |
XX90 | 24GB | 24GB |
XX80Ti | – | 12GB |
XX80 | 16GB | 12GB 10GB |
XX70Ti | 12GB? | 8GB |
XX70 | 12GB? | 8GB(6) |
XX60Ti | 8GB(6)? | 8GB(6) |
※(6)付きのものはGDDR6。(6)無しのものはGDDR6X。
また、当初のリークでは「RTX4080にはGDDR6が搭載か?」と言われていましたが、NVIDIA公式発表ではGDDR6Xとなっていました。
90番台ではVRAMは24GBで変わらなかったですが、80番台では10GB→12GB、12GB→16GBと増加しました。
GeforceでVRAMが16GBなのはおそらく初なので、「24GBも要らないけど、12GBだと物足りないな…」という方の良い選択肢となるでしょう。
VRAM目当ての場合は、RTX2060の12GBモデルもおすすめです。Radeon RX 6800の半額以下、RTX4080の(おそらく)3分の1以下で買えます。
VRAM構成はGDDR6Xのままで、GDDR7(?)にはなりませんでした。1080Ti(GDDR5X)→2080Ti(6)→3090(6X)と進化してきましたが、ここで一旦休憩のようです。
RTX3070はGDDR6でしたが、4070でGDDR6Xに進化するようです。
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TDP(消費電力)
VRAM容量 | 40シリーズ | 30シリーズ |
XX90Ti | – | 450W |
XX90 | 450W | 350W |
XX80Ti | – | 350W |
XX80 | 320W | 350W(12GB) 320W(10GB) |
XX70Ti | 285W? | 290W |
XX70 | 250W? | 220W |
XX60Ti | 220W | 200W |
消費電力の増加が止まりません。しかも、その流れが70、60番にも来てるのが少し厄介ですね。
消費電力は、BTOのグラボだけ買い替えたい勢にはかなり重要です。電源を一緒に買い替える必要があるかどうか決まってくるからです。大規模マイニングをやってる事業者にとっても死活問題ですね(笑)
RTX4090の消費電力は非常に大きく、RTX3090Tiと全く同じ450Wです。ただ、CUDAコア数を考えると性能はかなりアップすると思うので、3090Tiよりオトク感あるかも。
また、RTX4080の消費電力は、3080や3070と比べても低いです。3070Tiや2080Tiから乗り換える場合だと、電源の買い替えは不要ですね。
価格
価格(参考) | 40シリーズ | 30シリーズ |
XX90Ti | – | 約20万円~ |
XX90 | 約31万円~ | 約17万円~ |
XX80Ti | – | 約12.5万円~ |
XX80 | 約21万円~ | 約11万円~ |
XX70Ti | – | 約8万円~ |
XX70 | – | 約7.6万円~ |
XX60Ti | – | 約6.2万円~ |
※青字はNVIDIAの提示価格、黒字は実際の参考価格。
ちなみに、RTX3000番台の想定販売価格がこれです。(参考)
- RTX3090:22万9800円~
- RTX3080:10万9800円~
- RTX3070:7万9980円~
このときに提示されていた価格とは5万円以上高くなっており、カジュアルゲーマーには苦しい価格設定となっています。
余程4000番台が欲しいという方以外は、3000番台を買ったほうが良いでしょう。おすすめの3000番台グラボについては、以下の記事でまとめています。

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Passmarkスコア
Passmark | 40シリーズ | 30シリーズ |
XX90Ti | – | 29535 |
XX90 | 39114 | 26605 |
XX80Ti | – | 27283 |
XX80 | 34951 | 26554 25152 |
XX70Ti | – | 23599 |
XX70 | – | 22273 |
XX60Ti | 20482 |
※Passmark Softwareのこのページから引用。数値取得時期はバラバラです。
RTX4090が発売されたのに伴い、Passmarkスコアも発表されました。サンプル数が少ないですが、とりあえず掲載しておきます。
RTX4090のスコアはなんと35000オーバー。RTX3090Tiを大幅に超えるスペックを持つことが、実際の計測からも明らかになりました。
RTX2080Tiのスコアが21836だったので、RTX2080Ti→RTX3090の時の進化と同じくらいの進化を遂げています。
さらに驚くべきは、RTX4080のスコアです。4090と3090Tiの丁度中間に位置しており、3090/3090Tiの優位性を完全に奪っています。
その他の強化点
その他についても、ザックリですが記しておきます。
- ストリーミング マルチプロセッサが新しくなった
- Tensorコアは第3世代→第4世代に
- RTコアは第2世代→第3世代に
- NVIDIA DLSS 3に対応
世代間の競合グラボを比較!
よく議論の的となる、「世代をまたいでどれくらい強化された?」や「旧世代80番と新世代70番ってどっちが強い?」について解説していきます。
RTX4090 vs RTX3090Ti
RTX4090 | RTX3090Ti | |
CUDAコア | 16384 | 10752 |
VRAM | 24GB GDDR6X |
24GB GDDR6X |
消費電力(TDP) | 450W | |
Passmarkスコア | 39114 | 29535 |
CUDAコアの増加量から、性能がかなり向上していると予想していましたが、Passmarkスコアを見るとやはり圧倒的。
RTX2080Ti→3090Ti→4090で、21836→29535→39114とスコアが上がっており、今回もハイエンドGPUは大進化でした。
RTX4090の実売は30万円からスタート。各PCパーツショップから発売が開始されています。(特設ページはこちら)
RTX4080 vs RTX3090(Ti)
RTX4080 | RTX3090Ti | RTX3090 | |
CUDA | 9728 | 10752 | 10496 |
VRAM | 16GB GDDR6X |
24GB GDDR6X |
24GB GDDR6X |
TDP | 320W | 450W | 350W |
スコア | 34951 | 29535 | 26605 |
参考価格 | 21万円~ | 20万円~ | 17万円~ |
RTX4080は、CUDAコア数で旧世代90番台に劣るものの、その他の部分での強化がかなり大きく、Passmarkスコアでは圧勝しています。
ゲーム用途では確実にRTX4080のほうが良いと思われますが、ご自身のプレイしたいゲームとの相性等を調べてからの購入をおすすめします。
また、RTX4080のほうが消費電力がかなり低いため、買い替え勢にとってもRTX4080のほうが魅力的です。
ただ、VRAM容量に非常に大きな差があり、用途の広さではRTX3090(Ti)に軍配が上がります。
ですが、価格がほぼ同じにも関わらずPassmarkスコアで大きな差があるので、基本的には4080を強くおすすめします。
RTX4070Ti vs RTX3090(Ti)
RTX4070Ti | RTX3090Ti | RTX3090 | |
CUDA | 7680? | 10752 | 10496 |
VRAM | 12GB? GDDR6X? |
24GB GDDR6X |
24GB GDDR6X |
TDP | 285W? | 450W | 350W |
スコア | – | 29535 | 26605 |
参考価格 | 16.5万円~ | 20万円~ | 17万円~ |
RTX4080が3090TiにPassmarkで圧勝したことで、RTX4070Tiが3090Tiに並ぶ可能性も出てきました。
もしそうなれば、「3090Tiと同等の性能で、数万円安い」ということになり、かなり優位性のあるモデルになるでしょう。
しかしそれを考慮しても、「70番で16.5万円、消費電力285W」はどちらも高すぎるので、カジュアルゲーマーには手の出ないモデルになりそうです。
RTX4070Ti vs RTX3080(Ti)
RTX4070Ti | RTX3080Ti | RTX3080 | ||
CUDA | 7680? | 10250 | 8960 | 8704 |
VRAM | 12GB? GDDR6X? |
12GB GDDR6X |
12GB GDDR6X |
10GB GDDR6X |
TDP | 285W? | 350W | 350W | 320W |
スコア | – | 27283 | 26554 | 25152 |
価格(参考) | 16.5万円~? | 12.5万円~ | 11万円~ |
RTX4080が3090Tiを凌駕したので、RTX4070Tiはおそらく(CUDAコアが少ないですが)RTX3080Tiに性能で勝つと思われます。
しかし、RTX4070Tiは「RTX4080(12GB)」として発売予定だったモデルで、NVIDIAはこれを16万4800円~で売ると宣言していました。(参考)
ですから、4070Tiは3080、3080Tiとは完全に別枠で、むしろ3090、3090Tiと比較したほうが良いモデルであるといえます。
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RTX4070 vs RTX3080(Ti)
RTX4070 | RTX3080Ti | RTX3080 | ||
CUDA | 5888? | 10250 | 8960 | 8704 |
VRAM | 10GB? |
12GB GDDR6X |
12GB GDDR6X |
10GB GDDR6X |
TDP | 250W以下? | 350W | 350W | 320W |
スコア | ? | 27283 | 26554 | 25152 |
価格(参考) | 未公表 | 12.5万円~ | 11万円~ |
「4080が3090Tiを大幅に上回った」ということで、RTX4070も3080Tiの性能を上回る可能性があります。
しかし、当サイトではRTX4070の価格を11~12万円と予想しており、もしそうなれば「消費電力だけ低いRTX3080Ti」になりかねません。
また、RTX4070のCUDAコア数はかなり少なく、技術の進歩を考慮しても3080Tiに勝てるか疑問でもあります。
RTX4060Ti vs RTX3070(Ti)
RTX4060Ti | RTX3070Ti | RTX3070 | |
CUDA | 4352? | 6144 | 5888 |
VRAM | 8GB? GDDR6? |
8GB GDDR6X |
8GB GDDR6 |
TDP | 220W? | 290W | 220W |
スコア | ? | 23599 | 22273 |
「8万円くらいで、RTX3070Tiと同等かちょい上」くらいになると予想します。
まだ情報が少ないため、これくらいにとどめておきます。
RTX3060以下の需要はまだまだ残りそう
これまでRTX4090~4070Tiの性能、価格が発表あるいはリークされていますが、いずれのグラボも10万円以上で、お得感があまりありません。
特に、カジュアルゲーマーの方やお子さん用にゲーミングPCを購入するご両親の方々にとって、良い選択肢が増えたとは言い難いです。
したがって、GTX1650~RTX3060あたりの「5万円以下グラボ」の需要はこれからまだまだ続きそうです。
GTX1660SUPER以上であれば、ほとんどの人気ゲームで144fpsを出せますし、RTX3060なら今後数年は性能に困らなさそうです。
RTX4000シリーズを狙っていた方も、予算に大幅な余裕が無いのであれば、RTX3060以下で妥協するべきかもしれません。
参考記事
- https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/40-series/rtx-4090/
- https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/40-series/rtx-4080/
- https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/30-series/
その他NVIDIA社の公式ページなど