こんにちは。ガジェットブロガーのFeels(@Feels37)です。
この記事では、
- RTX 3050のゲーム性能って、実際どうなの?
- RTX 3050搭載のグラボの性能をイッキ見したい!
という声に応えます!
RTX 3050の性能
ゲーム性能は1660 SUPERを上回る
早速、RTX 3050とGTX 1660 SUPERを比較している動画が上がっています。
この動画を見ると、RTX 3050はGTX 1660 SUPERをFPSで数%上回ることがわかります。
GTX 1660 SUPERとRTX 3050で悩むなら、RTX 3050一択でしょう。
一方、RTX 2060(6GB)と比較した動画もすでにYoutubeに上がっています。
さすがにRTX 2060には勝てていませんが、それでも8~9割のFPSは出ており、大差はつけられていません。
RTX 2060を買わずにRTX 3050を買えば、1~2割のFPSと引き換えに約1万円が浮くというわけです。
GTX 1660 SUPERよりもゲーム性能が高く、おすすめ。
RTX 2060には僅かに劣るけど、価格差を考えるとRTX 3050のコスパは高い。
VRAMが8GBでクリエイターに嬉しい
動画・美術系クリエイターなど、PCで創作活動をしている方には、RTX 3050は救世主となるかもしれません。
VRAM(ビデオメモリ)が8GBもあり、エントリーモデルのGPUとしては非常に多いからです。
下に、主要なGPUのVRAMと価格を載せておきました。
GTX 1650(S) | 4GB | 28,000円~ |
GTX 1660(S) | 6GB | 53,000円~ |
RTX 2060 | 10GB | 67,000円~ |
RTX 3050 | 8GB | 53,000円~ |
RTX 3060 | 12GB | 72,000円~ |
RTX 3060 Ti | 8GB | 90,000円~ |
RTX 3070 | 8GB | 120,000円~ |
RTX 3080 | 12GB | 150,000円~ |
こう見ると、RTX 3050の「VRAMに対する価格の低さ」がわかると思います。
VRAM(ビデオメモリ)重視の方は、迷わずRTX 3050を選びましょう。
レイトレーシング、NVIDIA Broadcastが使える
RTX 3050は、「RTX3000番台」なので、レイトレーシングとNVIDIA Broadcastが使えます。
現状でレイトレーシングを使えるGPUの中では最も安いので、手軽にレイトレーシングを体験したい方におすすめです。
RTX 2060と比べてゲーム性能がそこまで低くないので、ある程度レイトレーシングを快適に楽しめそうです。
消費電力(TDP)は130W
RTX 3050の消費電力は130Wで、GTX 1660 SUPERの125Wと大差ありません。
また、RTX 2060の160Wと比べると大幅に小さく、使いやすいGPUとなっています。
GTX 1660やGTX 1660 SUPERから乗り換える場合も、電源を買い換えなくて良いのでラクですね。
今回紹介のグラボの性能比較表
玄人志向 GALAKURO GAMING |
msi AERO ITX |
ZOTAC Twin Edge |
ASUS DUAL |
msi VENTUS 2X |
GIGABYTE GAMING |
|
ファン数 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 |
コアクロック | 1777MHz | 1807 MHz | 1807 MHz | 1852 MHz | 1807 MHz | 1822 MHz |
DP/HDMI | 3/1 | 3/1 | 3/1 | 3/1 | 3/1 | 2/2 |
占有スロット数 | 2 | 2(?) | 2 | 2 | 2(?) | 2(?) |
電源コネクタ | 8pin x1 | 8pin x1 | 8pin x1 | 8pin x1 | 8pin x1 | 8pin x1 |
セミファンレス | ○ | ✕ | ○ | ○ | ○ | ✕(?) |
バックプレート | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サイズ(mm) | 189 x 111 x 38 | 172 x 125 x 43 | 224.1 x 116.3 x 39.2 | 200 x 123 x 38 | 235 x 124 x 42 | 282 x 117 x 41 |
【シングルファン】RTX 3050搭載グラボまとめ
玄人志向 GALAKURO GAMING
ファン数 | 1 |
---|---|
コアクロック | 1777MHz |
DP/HDMI | 3/1 |
占有スロット数 | 2 |
電源コネクタ | 8pin x1 |
セミファンレス | ○ |
バックプレート | ✕ |
サイズ(mm) | 189 x 111 x 38 |
まずは、執筆時点で最安値の「玄人志向 GALAKURO GAMING」から。
コアクロックはRTX 3050そのものの値と同じで、バックプレートも付いていないので、コスパを追求したモデルと言えるでしょう。
セミファンレス機能が付いており、事務利用や動画再生にもPCを使う方には嬉しい機能となっています。
msi AERO ITX
ファン数 | 1 |
---|---|
コアクロック | 1807 MHz |
DP/HDMI | 3/1 |
占有スロット数 | 2(?) |
電源コネクタ | 8pin x1 |
セミファンレス | ✕ |
バックプレート | ○ |
サイズ(mm) | 172 x 125 x 43 |
mini-ITXユーザーにも使いやすい大きさの「AERO ITX」から、早速3050搭載モデルが出ています。
コアクロックが少し高く、またバックプレートが付いていますので、シングルファンながら冷却面では優れているといえます。
当サイトが調べたところ、セミファンレス機能は付いていないようで、低音時でもファンはストップしません。
【2連ファン】RTX 3050搭載グラボまとめ
ZOTAC Twin Edge
ファン数 | 2 |
---|---|
コアクロック | 1807 MHz |
DP/HDMI | 3/1 |
占有スロット数 | 2 |
電源コネクタ | 8pin x1 |
セミファンレス | ○ |
バックプレート | ○ |
サイズ(mm) | 224.1 x 116.3 x 39.2 |
2連ファンの割に(執筆時点で)安く、コスパの良いグラフィックボードです。
セミファンレス機能(FREEZE Fan Stop)、バックプレートの両方が付いており、コアクロックも高めなのでおすすめです。
BTOゲーミングPCを買ったときに入っていれば、ラッキーな部類に入ると思います。
ASUS DUAL
ファン数 | 2 |
---|---|
コアクロック | 1852 MHz |
DP/HDMI | 3/1 |
占有スロット数 | 2 |
電源コネクタ | 8pin x1 |
セミファンレス | ○ |
バックプレート | ○ |
サイズ(mm) | 200 x 123 x 38 |
執筆時点で最もコアクロックが高い、RTX3050搭載グラボです。
他の機能に関しても申し分なく、「RTX 3050の中では妥協したくない!」という方におすすめです。
高い性能が人気なのか、TSUKUMOでは早速売り切れになっています。欲しい方は早めの購入をおすすめします。
msi VENTUS 2X
ファン数 | 2 |
---|---|
コアクロック | 1807 MHz |
DP/HDMI | 3/1 |
占有スロット数 | 2(?) |
電源コネクタ | 8pin x1 |
セミファンレス | ○ |
バックプレート | ○ |
サイズ(mm) | 235 x 124 x 42 |
msiの2連ファンモデルです。ASUS DUALよりもコアクロックは低いです、
セミファンレス機能(ZERO FROZR)が搭載されており、低負荷状態だとファンが止まり、静音性が大幅に高まります。
msiのグラボは専用ソフトウェア(Afterburner等)が人気なので、GPU管理にこだわる方におすすめです。
【3連ファン】RTX 3050搭載グラボまとめ
GIGABYTE GAMING
ファン数 | 3 |
---|---|
コアクロック | 1822 MHz |
DP/HDMI | 2/2 |
占有スロット数 | 2(?) |
電源コネクタ | 8pin x1 |
セミファンレス | ✕(?) |
バックプレート | ○ |
サイズ(mm) | 282 x 117 x 41 |
執筆時点で発売されている中では、唯一の3連ファンモデルです。3連ファンの割に安いです。
TDP130WのGPUに3連ファンなんて必要なの・・・?という感じはしますが、ケース内のエアフロー等で必要な方も少なくないでしょう。
ファンの回転方向など、冷却には色々なこだわりが見られる製品なので、必要な方は検討してみては。