グラフィックボード

RTX4000シリーズを待つべきか?と値下がり中の”今”買うべきグラボを徹底解説

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こんにちは。ガジェットブロガーのFeels(@Feels37)です。

この記事では、

  • RTX3000シリーズを今買うより、RTX4000シリーズを待つほうが良いの?
  • 今グラボが欲しいんだけど、どうしよう・・・

という声に応えながら、RTX4000シリーズについて解説していきます!

なお、下の記事ではRTX4000と3000の違いを詳しく解説していますので、合わせてお読みください!

Passmarkスコアなど、実性能の把握に役立つ事柄も全て下の記事にまとめているので、ぜひお読みください!
RTX4000番台(4000シリーズ)をまとめて解説。3000番台とも徹底比較【Geforce】RTX4090~RTX4060Tiの各GPU(40シリーズ)や搭載グラボについて、CUDAコア数や帯域幅、Passmarkスコアや価格をまとめました。RTX3000番台(30シリーズ)との比較もあるので、30シリーズ→40シリーズでどれくらい進化したのか一目瞭然です。...

参考資料

この記事は、以下の記事の情報を参考に執筆しました。

(アクセス日: 2023/01/05)

  • https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2301/04/news027.html
  • https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/40-series/rtx-4070ti/
それより昔についてはこちら

(アクセス日: 2022/08/17)

  • https://gazlog.com/entry/nvidia-geforce-rtx4000-rumors-central/

(アクセス日: 2022/09/24)

  • NVIDIA公式サイト
  • https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2009/02/news077.html

RTX4000シリーズについて

まずは、RTX4000シリーズの性能について解説していきます。

基本性能

GPU Passmark CUDAコア VRAM TDP
RTX 4090 39683 16384基 24GB GDDR6X 450W
RTX 4080 35437 9728基 16GB GDDR6X 320W
RTX 4070Ti 32059 7680基 12GB GDDR6X 285W
RTX 4070 28094 5888基 12GB GDDR6X 200W
RTX 4060 4608基? 不明
RTX 4050 3072基? 不明
RTX 3090 26800※ 10496基 24GB GDDR6X 350W
RTX 3080 26800
25300
8960基
8704基
12GB GDDR6X
10GB GDDR6X
350W
320W
RTX 3070 22400 5888基 8GB GDDR6 220W
RTX 3060Ti 20500 4864基 8GB GDDR6 200W
RTX 3060 17137 3584基 12GB GDDR6 170W

※3090Tiのスコアは29800

RTX4080(12GB)は一旦発売中止になり、RTX4070Tiとして1月5日に発売されることになりました。

性能比較は、↓の記事のほうが詳しいので、合わせてこちらの記事もぜひお読みください。

RTX4000番台(4000シリーズ)をまとめて解説。3000番台とも徹底比較【Geforce】RTX4090~RTX4060Tiの各GPU(40シリーズ)や搭載グラボについて、CUDAコア数や帯域幅、Passmarkスコアや価格をまとめました。RTX3000番台(30シリーズ)との比較もあるので、30シリーズ→40シリーズでどれくらい進化したのか一目瞭然です。...

性能は大きく上がった

RTX3060Tiは、RTX2080Tiよりも多くのCUDAコアを持ち、全体としてはRTX2080Superよりも高い性能を持っています。

ですので、RTX3000番台が登場するときには、「ミドルクラスがハイエンドに匹敵するような大進化だ!!」みたいなことが言われていました。

ですが、RTX4000番台のCUDAコア数やVRAM容量を見ると、RTX3000番台からの性能アップはそれほど大きくないようです。。。

と思っていましたが、RTX4080は3090TiよりもCUDAコア数がかなり少ないのに性能で大きく上回り、その予想は崩れました。

RTX4070に至っては、RTX3090の半分のCUDAコア数にも関わらず、性能で上回っています。

ただし価格もかなり高く、世代交代の割にはお得感が小さいように思います。

TDP(消費電力)が改善

TDPの一覧を下の表にまとめました。

RTX 3090 350W RTX 4090 450W
RTX 3080 350W
320W
RTX 4080 320W
RTX 3070 220W RTX 4070 200W
RTX 3060 170W RTX 4060

90番台のみ消費電力が跳ね上がったものの、それ以下の番号では消費電力が3000番台よりも下がりました。

RTX4000番台の話が出た時にあった「消費電力の高さ」という問題は、実際の製品では大きく改善されたようです。

グラボだけ換装してPCの性能アップを図りたい方にとっては、電源を買い替える必要性が下がるので嬉しい点だと思います。

価格は大幅にアップ!

価格(参考) 40シリーズ 30シリーズ
XX90Ti 約20万円~
XX90 約29万円~ 約17万円~
XX80Ti 約12.5万円~
XX80 約18万円~ 約11万円~
XX70Ti 約13万円~ 約8万円~
XX70 約9万円~ 約7.6万円~

※30シリーズは2022年9月時点の参考価格。

NVIDIAの提示価格
  • RTX4090・・・29.8万
  • RTX4080・・・21.9万
  • RTX4070Ti・・・16.4万→14.9万

ということで、発売当初の価格は「下2桁が同じ3000番台」より大幅に高くなりそうです。

むしろ、「下2桁が10大きい同じ3000番台」と比べるほうが意味があるくらい、高い価格設定です。

また、「NVIDIAが最初に提示する価格は高いんだから、騒ぐほどのもんじゃないでしょ」と思われるかもしれませんので、こんなデータも載せておきます。

3000番台の提示価格
  • GeForce RTX 3090:22万9800円~
  • GeForce RTX 3080:10万9800円~
  • GeForce RTX 3070:7万9980円~

3000番台と比べ、4000番台はNVIDIAの提示価格からして既に高く、手の届きにくいGPUとなっていることがわかります。

価格に関しては、この後でもう一度触れます。

RTX4000シリーズを待つべき?

待ったほうがいいかも

RTX4000番台が実際に発表されると、結局RTX3000番台を性能・消費電力で圧倒することになりました。

RTX4060TiやRTX4050についても性能・消費電力の面でRTX3050~RTX3080あたりを駆逐することになりそうです。

ゲームの進化が追いついていない

グラフィック重視のゲーマーやクリエイターの方であれば、より高性能なRTX4000番台を待つのは得策だと思います。

しかし、動作重視のゲーマーの方にとっては、わざわざRTX4000番台を買う必要は無いでしょう。

低設定でもかなり負荷が大きい、「Apex Legends」と「Cyberpunk 2077(DX12)」のfpsをまとめてみました。
(どちらもフルHD設定です)

Apex Legends Cyberpunk 2077
RTX 3080 300 fps 180 fps
RTX 3070 Ti 300 fps 175 fps
RTX 3070 170 fps
RTX 3060 Ti 300 fps 160 fps
RTX 3060 287 fps 125 fps
RTX 3050 255 fps 94 fps
※グラ品質 最低設定 「低」

(参考: https://jiyunagomataro.com/pc_smartphone/apexlegends/https://thehikaku.net/pc/game/20cyberpunk2077.html)

このように、画質を気にしないゲーマーの方には、RTX4000番台は明らかに不要です。

また、RTX3060Tiの性能があれば、今後5年間はほとんどのゲームを165fps以上(Full HD, 最低設定)で遊べると思います。

その点でも、今グラボを買うのを我慢してRTX4000番台を待つ必要は無いと考えられます。

動作重視の方は、グラボはもっと妥協してRTX2060やGTX1660Sを選んで、マウスやキーボードにお金をかけるほうが良いかもしれません。

初めは「発売記念価格」で高額?

新発売のグラボは、売り始めは「発売記念価格」(ご祝儀価格)で売られることが多いです。

1~2割ほど高い値段で売られてしまうので、例えばせっかくRTX3080の代わりにRTX4070を買ったとしても、お得度が減少してしまいます。

つまり、RTX4000の登場を待って、さらにご祝儀価格の期間が終わるのを待たないと、買い時は訪れないということになります。

ですから、今グラボ・ゲーミングPCの購入を悩んでいる人は、RTX4000を待つよりも現行のモデルを買ったほうが良いと思います。

ご祝儀関係なく高くなるかも

RTX4000番台は高いです。

上で載せた表を再掲します。

価格(参考) 40シリーズ 30シリーズ
XX90Ti 約20万円~
XX90 298,000円 約17万円~
XX80Ti 約12.5万円~
XX80 219,800円~(16GB)
164,800円~(12GB)
約11万円~
XX70Ti 約8万円~
XX70 約7.6万円~

青字はNVIDIAが発表した価格とはいえ、かなり高いです。

RTX4000番台の性能向上がそれほど大きくない(という予想)に加え、ここまで価格が上がってしまうとRTX4000番台の魅力がかなり落ちてしまいます。

せっかくの世代交代の場面なので、安く売られて欲しいですけど…

また、RTX3000番台の投げ売りを狙っている方は注意してください。RTX4000が「性能小アップ・価格大アップ」の場合は、RTX3000の需要が高まって投げ売りが止まる可能性があるためです。

【10月9日更新】ゲーミングPC・グラボの価格推移・値下がり・買い時チェッカーこんにちは。Feelsです。 ゲーミングPCの値下がりを待っている状態 値下がりしたらすぐ買いたいけど、価格のチェッ...

消費電力UP→高級な電源が必要

TDPの一覧表を再掲します。

RTX 3090 350W RTX 4090 450W
RTX 3080* 350W RTX 4080 420W
RTX 3070 220W RTX 4070 ~300W
RTX 3060 170W RTX 4060 220W以上

BTOゲーミングパソコンを購入する予定であれば、搭載される電源ユニットのランクが上がり、その分パソコンの価格が上がる可能性があります。

自作する人、今のPCのグラボを換装したい人はさらに要注意です。電源ユニットも交換する必要が出てくる可能性があるからです。

RTX4060、4070であれば750W以上、RTX4080、4090であれば900W以上の電源を推奨します。

ですが、750W電源はまだしも、900W電源は高級品ばかりです。RTX4000番台を導入するなら、電源の分の予算も考慮する必要がある方も多いでしょう。

コスパ重視モデルは発売が遅い

60番台以下のコスパ重視グラボを狙っているゲーマーの方々に向けてのメッセージです。

これまでの傾向からして、先にRTX4090や4080、4070が発売され、4060以下はその後になると予想されます。

↓参考:RTX3000番台の発売月

発売月
RTX 3090
RTX 3080
RTX 3070
2020年9月
RTX 3060 Ti 2020年12月
RTX 3060 2021年2月
RTX 3050 2022年2月

ですから、60番台以下を狙っている場合は、80番台等の発売からさらに数ヶ月~半年以上待たなければなりません。

となると、60番台等の中堅グラボを狙っている方は、RTX4000番台を待たずにRTX3060や3060Tiを買ってしまうほうが良いと言えます。

RTX3060は長く残りそう

コスパ重視のPCゲーマーの方には、さらに注意すべきことがあります。

それは、「RTX3060はこれからも長く残りそうだ」ということです。

現状として、RTX3050がRTX2060よりも性能が低く、まだまだRTX2060が市場で生き残っています。

このことを考えると、RTX2060でさえ、市場から去るのは1年かそれ以上先になりそうな感じがしますよね。

それでは、RTX3060が市場から去るのは、一体いつになるのでしょうか?RTX5050(仮)が登場したときでしょうか?それとも6050?…

このように、RTX3060が市場にいる期間はかなり長くなることが予想されます。つまり、今RTX3060を買っても、時代遅れになる可能性はかなり低いです。

RTX3060を買おうか悩んでいる人は、RTX4000番台の存在を気にする必要はないと思います。

結論:待つ必要はないが…?

以上の理由から、RTX3000番台を買うのを我慢して、RTX4000番台の登場を待つ必要性は薄いと考えます。

ただ、以下のような方は、RTX4000番台を待ったほうが良いかもしれません。

  • 4K画質でゲームをしたい方
  • グラフィック重視の方

グラフィック重視の方であれば、RTX4090や4080を待ったほうが良いでしょう。

また、RTX4000番台は4K画質に強いかも、というリーク情報があります。真偽は不明ですが、4Kで遊びたい人には信じる価値があると思います。

また、RTX4000番台登場による型落ち値下げを狙うのはアリです。

起きそうなのは、RTX4060の下位互換となりそうなRTX3070以上のグラボ。RTX3080以上では確実に起こると思います。

RTX4000の登場を踏まえ、今買うべきグラボは?

Geforce RTX 3060

  1. 半年で7.9万→5.28万に大幅値下がり!
  2. APEXのフルHD(最高画質)でも191fpsの実力
  3. RTX4000番台登場後も長く市場に残りそう→時代遅れになりにくい!

現在でもRTX2060が市場に残っていることを考えると、RTX3060はRTX4000番台の影響を非常に受けにくいと考えられます。

さらに、RTX3060の価格はここ半年で約2万5000円下落しており、狙い目でもあります。

Geforce RTX 3060Ti

  1. RTX 4060Tiとそこまで性能差が大きくない
  2. 4060Tiと比べてかなり安い

RTX3060Tiも、現在買うのに非常におすすめです。

RTX4060Tiが予想よりも高性能でなかったため、4060Ti→3060Tiと妥協して、数万円を浮かせるのがおすすめです。

Geforce RTX 2060

  1. 7ヶ月でほぼ半額になった
  2. RTX3050とほとんど値段が変わらないためお得
  3. RTX4050の登場により市場から消えるかもしれないが、RTX4050の登場は遅そう

RTX2060はまだまだおすすめのGPUです。グラフィック品質を気にしないなら、ほとんどのゲームを165fps以上で動かせます。

RTX2060は3050よりも性能は明らかに上ですが、なぜか価格が1000円~数千円しか変わらず、お得な状態が続いています。

また、下の表を見れば、RTX4050の登場が非常に遅くなりそうだということがわかります。そのため、投げ売りされるのも遅くなりそうなので、今買ってもそれほど損はしないでしょう。

発売月
RTX 3090
RTX 3080
RTX 3070
2020年9月
RTX 3060 Ti 2020年12月
RTX 3060 2021年2月
RTX 3050 2022年2月

Geforce GTX 1660 SUPER

Apex Legendsなどの負荷の大きいゲームを144fpsで動かせるグラボの中では最も安く、現在でもおすすめのGPUです。

実はRTX 3050よりも性能がわずかに高いので、RTX 3050と同じくらいの価格であれば1660 SUPERのほうがおすすめです。

まとめ

  1. 8月時点の情報では、RTX4000は待たなくても良い
  2. 特に、「ゲームが動けばOK!」という方は早くRTX3060や2060、1660Sを買ってゲームを楽しもう
  3. グラフィック重視の方や、4Kで楽しみたい方はRTX4000を待った方が良い
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