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【低遅延×高耐久】光学スイッチ採用のゲーミングキーボードおすすめ6選

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この記事では、

  • 光学スイッチって何?メカニカルとの違いは?
  • 光学スイッチの耐久性が高いのはなぜ?
  • 光学スイッチ採用のキーボードを知りたい!

という方向けに、光学スイッチ採用のゲーミングキーボードについて解説していきます!

光学スイッチとは?

まずは、光学スイッチ(オプティカルスイッチ)の仕組みを簡単に解説します。

レーザーで入力を感知

これは、光学スイッチの仕組みを簡単に表した画像です。

この画像のように、

  1. キーが押される
  2. 軸が下がる
  3. 光が右側のセンサーに届くようになる
  4. 入力感知

というのが、光学スイッチの仕組みです。レーザーを利用しているという点が、メカニカル式の大きな違いです。

物理的な接点がない

光学スイッチは、入力の感知にレーザーを使用するので、物理的な接点がありません

後で解説しますが、これにより遅延が大幅に小さくなったり、耐久性が向上したり、チャタリングの心配がなくなるなどのメリットがあります。

軸があるのはメカニカルと同じ

先程の画像を再掲します。

紫の部分は、メカニカルキーボードで言う「」にあたるものです。

光学スイッチ方式にも軸はあるので、リニアやクリッキーなど、自分の好きな打ち心地の軸を選ぶことができます。

光学スイッチのメリット

メカニカルよりも高耐久

光学スイッチは、メカニカルスイッチと違って物理的な接点を使わないので、スイッチ部の摩耗が少なく高耐久です。

メカニカルキーボードだと、大体のメーカーが5000万回耐久を謳っていますが、光学スイッチでは1億回となっています。

ゲームなどで1つのキーを酷使することになっても、メカニカルキーボードより遥かに長持ちします。

結局のところ、耐久性は各個体によるところはありますが・・・

低遅延(10分の1?)

メカニカルキーボードは物理的な接点で入力を感知しますが、そのせいで発生する遅延があります。

物理的な接点では、電圧が安定するまでに時間がかかり、電圧が安定するのを待っている時間だけ遅延が発生してしまいます。

これを「デバウンス遅延」と呼びます。下の画像では、入力が4回になってしまうところを、遅延をはさむことで1回として認識しています。

しかし、光学スイッチの場合は、この「デバウンス遅延」を設定しなくても、チャタリングが発生しません。

電圧の安定を待たなくて良いので、光学スイッチは入力速度が圧倒的に速いです。

Razerは、応答速度がメカニカルで2ms、光学スイッチで0.2msだと発表しています。遅延は10分の1に減少しています。(参照)

チャタリングが原理上起きない

物理的な接点がないので、「デバウンス遅延」がなく、チャタリングも起きません

チャタリングのせいでお気に入りのキーボードが使えなくなった経験のある方は、光学式のキーボードにすると良いかもしれません。

光学式ゲーミングキーボードのおすすめ3選《フルサイズ》

Razer「Huntsman Elite」

サイズ フル 配列 JP/US 方式 光学
リニア・クリッキー 軸メーカー Razer
ケーブル 編組・取り外し不可 メディア 4キー+ダイヤル
リストレスト あり メモリ 5プロファイル
備考 ロールオーバーはNキーでなく10キー

Razerの上位キーボードの1つです。メディアキーやダイヤル、内蔵メモリなど、上位モデルらしい機能が揃っています。

光学スイッチの採用により耐久性は約1億ストロークまで上昇し、チャタリングの心配もなくなりました。

ケーブルが取り外し不可能なのが唯一の難点といった印象です。また、ロールオーバーは10キーまでなので、ごく一部のゲームには支障が出ます。

ROCCAT 「Vulcan Pro」

サイズ フル 配列 JP/US 方式 光学
リニア 軸メーカー ROCCAT
ケーブル 編組・取り外し可能 メディア 3キー+ダイヤル
リストレスト あり メモリ 5プロファイル
備考 JP配列は品薄

薄いキーキャップと綺麗なライティングが特徴のキーボードです。

ROCCATは、キーボードやマウスを始めとして高品質な製品を多く製造しているので、ROCCAT好きにはたまらない一品です。

現在JP配列が非常に品薄です。購入の際は、配列を必ず確認することをおすすめします。

ASUSTek 「ROGStrix Scope RX」

サイズ フル 配列 US 方式 光学
リニア 軸メーカー ASUS ROG
ケーブル 取り外し不可 メディア Fn一体型
リストレスト なし メモリ 5プロファイル
備考 ・IP56防水防塵
・USB2.0パススルーを搭載
・F12は「ステルスキー」

グラフィックボードやモニター等で有名なブランド「ASUS ROG」のキーボードです。オリジナルの光学スイッチが使われています。

防水防塵なので、コーヒーやココアをこぼしても大丈夫(?)なので安心です。USB2.0パススルーポートも嬉しいですね。

F12は「ステルスキー」になっており、押すとマイク・スピーカーミュートになり、デスクトップが表示されます。

光学式ゲーミングキーボードのおすすめ3選《テンキーレス等》

ROCCAT「Vulcan Pro TKL」

サイズ テンキーレス 配列 JP?/US 方式 光学
リニア 軸メーカー ROCCAT
ケーブル 編組・取り外し可能 メディア 1キー+ダイヤル
リストレスト あり メモリ 5プロファイル
備考 JP版は品薄or未発売

「Vulcan Pro」のテンキーレス版です。フルサイズとほとんど変わりはありませんが、メディアキーが1個になっています。

キーキャップが薄いのはフルサイズ版と同じで、ライティングが綺麗に映え、ダスターでの掃除も非常に楽です。

Razer「Huntsman Tournament Edition」

サイズ テンキーレス 配列 JP/US 方式 光学
リニア 軸メーカー Razer
ケーブル 編組・取り外し可能 メディア Fn一体型
リストレスト あり メモリ 5プロファイル
備考 クリッキー軸なら「Huntsman V2」をご検討ください

光学スイッチを採用した、Razerのテンキーレスキーボードです。

特別な機能はありませんが、光学式キーボードの中ではかなり安価なので、光学スイッチが気になる方におすすめです。

残念ながら、キー感触はリニアしかなく、光学式のクリッキー軸が欲しいなら「Huntsman V2」を買うことになります。(結構高いです)

Razer「Huntsman Mini」

サイズ 60% 配列 JP/US 方式 光学
リニア・クリッキー 軸メーカー Razer
ケーブル 編組・取り外し可能 メディア Fn一体型
リストレスト あり メモリ 5プロファイル
備考 JP配列とEN配列でかなりキーが違うので、あえてのEN配列もあり

最近流行りの60%キーボードです。テンキーレスよりも横幅がさらに短くなっており、狭い机でのゲームプレイに最適です。

マウスを大きく動かすことが多いFPS系ゲームに向いていて、光学式による遅延の短さもFPSにピッタリです。

また、この商品はJP配列とUS配列でかなりキーの種類が異なり、US配列には矢印キーがあったりします。

また、60%レイアウトキーボードについては以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

  • 光学式キーボードは遅延が短く、チャタリングの心配がない
  • 耐久性が高いのも光学式のメリット
  • Huntsman Elite」や「Vulcan Pro TKL」が特におすすめ
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